新世紀エヴァンゲリオンTV放送分26話と劇場版「Air/まごころを、君に」を、この数日でまとめて観た。
オカルト好きな性分からキリスト教をちょっとかじってみたりして人間そのものの存在意義とかアイデンティティやらを考えたり、世の中の現状に対するもやもやを改善する為に自分の人生においてするべき事とかを見いだして、世のため人のためっていうコトバでオナニーしてるようなこの歳になってそれを観れて良かったと思う。今でも物語の全てがわかったつもりは無いけど、もっと以前に観てたとしても、碇ゲンドウが大学の頃の先生に似てるって事を誰かにしゃべるので精一杯だったに違いない。
もう思春期の少年じゃなくなって随分経ったけど、相変わらず社会とか他人には違和感を感じていて、自分を含めた人類にも、それを進化させてきた科学にもやり過ぎ感は否めない。そこにはもう心はなくて、向き合うという事に希薄になりすぎた現代文明人。
原罪を償って知識の実を食べる前の姿に戻るのか?
それとも生命の樹の実すら手に入れて新たな神になるのか?
クリエイティブはロンギヌスの槍になりうるか?
あるいは生命の樹の実になるのか?
いずれにせよ、それを使って今を砕くしか無い。
余談だけど、エヴァ観てたらところどころドラゴンヘッドとか虹ヶ原ホログラフとかバトルロワイヤルを彷彿させられた。
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